【銀のスプーン・評判】国産なのに安い理由は?原材料や安全性を徹底解説

スーパーやホームセンターなどでもよく見かけるキャットフード「銀のスプーン」。手軽に入手できることもあり愛用されている方も多いのではないでしょうか。

一方、品ぞろえの良いペットショップやネット通販サイトなどには、本当に多くのキャットフードが販売されていますよね。価格も幅広く、どれを選べばよいのか悩みますよね。

今回、スーパーなどで入手できる手軽なキャットフード「銀のスプーン」の品質や安全性について詳しく分析し、評価したいと思います。

銀のスプーンの基本情報

 

まずは「銀のスプーン」の基本情報からまとめておきます。

“毎日大好きなものを食べて、毎日幸せでいてほしい”という思いを込めて、欧州の習慣から名付けられた「銀のスプーン」

日本の会社であるユニ・チャーム株式会社のペット部門「ユニ・チャーム ペット」が製造販売しているキャットフードです。

ユニ・チャーム株式会社は衛生用品の大手メーカーですよね。そのため、ユニ・チャーム ペットでは、キャットフードだけではなく衛生用品などペット関連商品が豊富に揃っています。

また製造は、品質や環境に関する国際規格を満たした国内工場でのみ行われています。

銀のスプーンは、ペットショップやホームセンター、コンビニなど店頭で見かけることも多く、ご存知の方や愛用されている方も多いでしょうね。

 

銀のスプーンの商品ラインナップ【ドライ・パウチ】

銀のスプーンはは商品のラインナップも豊富です。

まず、ドライフードウェットフードがあり、ウェットフードには缶タイプパウチタイプがあります。さらにドライ・ウェットともに、子猫、成猫、10歳以上、13歳以上、15歳以上、20歳以上と年齢ごとに適した商品が販売されています。

また、ドライフードには「毛玉ケア」や「肥満猫用」など、それぞれの猫の健康に配慮したスペシャルケア商品も用意されているので、成長段階や悩みに応じて使い分けることができて良いですね。

 

銀のスプーンの口コミ・評判

ここでは、実際に「銀のスプーン」を与えている飼い主さんの口コミを確認してみます。

銀のスプーンの口コミ紹介

先ほども触れましたが、銀のスプーンは、ペットショップはもちろんスーパーやホームセンターなどの店頭に並んでおり、お店で購入される方も多いでしょう。

しかしながら、ペットフードは重くて店頭で購入すると自宅まで持って帰るのが大変だったりもします。そのため、商品を直接自宅に届けてくれるネット販売も人気ですね。

今回は、ネット販売の大手サイト、楽天やAmazonで銀のスプーンを購入されている方々の口コミ投稿をご紹介したいと思います。

★★★★★(楽天)複数いると食費もバカになりません。でも、健康のことも考えこれにしています。

★★★★★(楽天)家の猫達みんなが食べてくれる1番安いキャットフードが銀のスプーンなので、少しでも安く買えるお店を、常に探しています。ネットなら、家まで届けて貰えるし、売価も割安でありがたいです。

★★★★★(Amazon)私の猫は、このキャットフードしか食べません。味見は、できませんが笑。美味しそうに 食べてます。

★★☆☆☆(Amazon)安くてよく食べるが、着色料が気にくわない。猫なんだから色関係ないだろ。便は以前はポロポロうんちが、少~しやわらかくなった気がする。

★★★★★(Amazon)多頭飼いの我が家。他のドライフードを与えても残してしまうので試しにホームセンターで購入したら、喜んで食べてくれました。ホームセンターでは売っていない量ですので助かります。

 

銀のスプーンの評判(口コミ分析)

上記にてご紹介した口コミはほんの一部ですので、他の口コミも含めた「銀のスプーン」の評判をまとめておきます。

①食いつきが良い!銀のスプーンは「お魚づくし」や「海の贅沢素材」などのサブネームがついているように、お魚味のフードのようです。お魚好きな猫はとても食いつきが良いとのことでした。

②安い!多頭飼育されている飼い主さんからの評判が良い傾向にありました。お値段の割には国内メーカー品で品質への安心感があったり、食いつきが悪くないため購入しているという方が多いですね。

③豊富な商品ラインナップ!猫はフードにうるさく、飽き性な子も割と多いです。飽きないように色々なシリーズ(ドライ・ウェット・味など)を使い分けしているという声も見かけました。

また、「毛玉ケア」や「吐き戻し軽減」などのスペシャルフードの効果を実感して愛用されている方も多いようです。

以上、銀のスプーンの口コミからみえてきた評判ポイントを3点あげてみましたが、やはり一番目立ったのは「安さ」でしたね。

大容量入りをネットでお得に購入しているという方が多いようです。この安さの秘密については、次のトピックでじっくり触れたいと思います。

銀のスプーン(ドライフード)の原材料・栄養成分と品質評価

なぜ銀のスプーンは安いのでしょうか。最も価格に直結すると考えられる原材料を確認し、さらに栄養成分や品質評価もしていきましょう。

■銀のスプーンの原材料

下記に、最もスタンダードな商品「お魚づくし(ドライ)」に含まれている全原材料を書き出しました。

穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス)、油脂類、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干パウダー、鰹節、マグロミール、カツオミール、白身魚ミール、乾燥シラス)、ビール酵母、酵母エキス、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、リン、亜鉛)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、着色料(二酸化チタン、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号)、調味料、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)

銀のスプーンは先ほどの口コミで「食いつきが良い」「お魚好きにはたまらない」といった声があることを紹介しましたが、実際は原材料の1~3番目までにお魚が出てきません。

「お魚づくし」「海の贅沢素材」といった商品タイトルからは少しギャップを感じる原材料ですね。詳しくみていきましょう。

原材料は多く含まれている順に記載されているため、銀のスプーンに最も多くふくまれているのは「穀類」ということがわかります。

しかもトウモロコシや小麦といった安価な穀類が使用されています。米などと比べると食物アレルギーを引き起こす可能性も高く、そもそも肉食動物である猫にとって穀類は消化しづらいものです。

続いて、「肉類」「油脂類」と記載されています。肉はチキン・ポーク・ビーフミールがメインで使用されているとのことで、人間用の最も流通している食肉(鶏・豚・牛肉)の加工段階で出る「くず肉」を使用してコストを下げていることがわかります。油脂類についても詳細は不明ですが、くず肉からミールを製造する過程で抽出された油脂と考えられるでしょう。

さて、4番目にやっと「魚介類」との記載があります。ここでも、食用として流通量が多いマグロやカツオのくず肉をミール状にしたものが使用されています。

また、フィッシュミールやフィッシュエキスなどは、どのような魚が含まれているか不明です。食用とはならない魚が多く含まれていると考えるのが一般的です。

このように、原材料をみると非常に安価な素材が並んでいることわかりますね。「銀のスプーン」が低価格で販売できる理由が明らかです。

 

■銀のスプーンの栄養成分分析

原材料表記からは、安価な素材が多く使用されていると分析しましたが、栄養成分はどうでしょうか。

タンパク質 30%以上
脂質 16%以上
粗繊維 3%以下
灰分 7%以下
水分 10%以下

猫は肉食動物で、蛋白質が多く含まれたフードが適しています。

銀のスプーンの粗たんぱく質量は30.0%以上とのことで、高蛋白とまではいきませんがAAFCO(米国飼料検査官協会)の成猫用給与基準(タンパク質:26%以上)はクリアしています。粗脂質も16%以上あり、子猫にはやや物足りない数値ですが、1歳以上の成猫には十分でしょう。

原材料には、安価な穀類や食用肉・魚のくずを利用したミール類が多く使用されていましたが、猫用完全栄養食として最低限の栄養素は含まれていることがわかり安心しました。

 

■銀のスプーンの品質・安全性評価【獣医師として気になる点】

ここからは獣医師として、猫の健康への悪影響が懸念される点について言及したいと思います。

一部の口コミでも指摘されていたように、着色料や調味料といった添加物が多く含まれている点は気になります。

人間用の食品と同様、着色料や添加調味料の中には健康への悪影響が懸念されているものも多く存在するからです。

銀のスプーンは、いろいろな色味や形のフードが混ざっており、まるで赤っぽい色味のものは「まぐろ」、茶色っぽいものは「煮干し」などといった味や素材のちがいがあるように感じられますが、これらは全て着色料によって色付けされたものと言えるでしょう。

本来、着色料は動物用フードには必要ないものです。

これらの色付けや香りづけは、飼い主さんに“美味しそう”“こだわっていそう”と思わせて購買意欲を高めるために添加されているものですので、猫目線での商品とは言い難いですね。

着色料などによる健康被害は、「どれくらいの量を摂取すると、どういった悪影響が出る」といったはっきりとした情報は明らかになっていませんが、猫にとって全く必要ないものによって何らかの健康被害が懸念されるというのは避けたいですね。

 

銀のスプーンのコストパフォーマンス

さて、とにかく「安い、安い」と強調してきましたが、実際に銀のスプーンのコストパフォーマンスはどの程度なのでしょうか。

最後にドライとウェット(缶・パウチ)のそれぞれに価格についてまとめておきます。

ドライフード「お魚尽くし」 1.5kg:約1200~1600円
ドライフード「海の贅沢素材」 1.3kg:約1500~1600円
ウェットフード「まぐろ」 (缶70g)約100~150円、(パウチ60g)約140~160円

体重3kgの猫の場合、1日あたりのコストはドライフード(40gあたり)で約35~50円程度となります。

原材料にこだわったプレミアムキャットフードが1日200円前後なのに対し、非常に低価格であると言えますね。

多頭飼育で食事代がかかるという方から高い支持を受けている理由がわかります。

 

【まとめ】「銀のスプーン」の総評

銀のスプーンは、国内メーカーの株式会社ユニ・チャーム ペットが製造販売しているキャットフードです。ペットショップはもちろん、スーパーやホームセンターなどでもよく見かける一般的なキャットフードです。口コミでは、「安さ」「食いつきの良さ」「豊富な商品ラインナップ」への評価が高く、とくに安さは「1日あたりのコスト:40円程度」と際立っています。

一方、消化不良や食物アレルギーの原因となりやすい穀類が多く含まれていたり、不必要な着色料や添加物が多く使用されている点は健康面での悪影響が気になります。

また、重要な蛋白源となる肉や魚のほとんどが食品加工時に出るくずをミール状にしたものである点からも、質のよいフードとは言えないでしょう。

多頭飼育の場合などは、食事コストを下げることが重要なポイントになるのは仕方がないでしょうが、添加物などは体内に蓄積されていくことで健康被害が生じる傾向にあります。

同じフードばかり与えず、他のフードとローテーションをするなど工夫をしてみてくださいね。
このサイトでは他のおすすめキャットフードについても解説していますので、併せてご覧いただけますと幸いです。

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