オリジンキャットフードの評判は?口コミや原材料を獣医師が分析

キャットフードの解説

アレルギー対策として人気のオリジンキャットフード。愛猫には質のよいキャットフードを与えたいという飼い主さんの中には、気になっている方も多いのではないでしょうか?他のプレミアムフードのような日本語版の公式サイトが用意されておらず、なかなか詳しい情報が得られないですよね。

今回、オリジンキャットフードの基本情報から評判、原材料、コストまで、詳しくまとめたので参考にしていただけると幸いです。

オリジンキャットフードの基本情報

ペットショップなどの店頭ではあまり見かけない「オリジンキャットフード」。まずは、製造販売会社や原産国などの基本情報をまとめておきます。

「オリジンキャットフード」はカナダのチャンピオンペットフーズ社にて製造販売されているキャットフードです。製造自体はアメリカにある自社キッチン「DOGSTR(ドッグスター)キッチン」で行われており、メインの原材料はアメリカの契約農家や漁師から仕入れた新鮮な肉や魚を使用しています。

この自社キッチン「DOGSTAR」は、何と国際基準であるSafe Quality Food(SQF:食品安全品質)とセーフフィード/セーフフード(SFSF:安全な食品/安全な飼料)の認証を取得しており、もちろん人が口にしても良いもの(ヒューマングレード)の素材のみが扱われています。さらに、こちらのキッチンでは、「オリジン」と同じく高品質キャットフードとして人気の「アカナ」のみが製造されています。

「オリジンキャットフード」は、ペットフード先進国のカナダメーカーが考案したレシピをもとに、アメリカのヒューマングレードの自社キッチンにて製造されているという、まさにプレミアムなキャットフードであることがわかります。

一部のペットショップでは時折見かけますが、輸入品のためAmazon等のネット通販で購入するのが一般的でしょう。輸入代理店として、アカナファミリージャパン株式会社が正規品を販売しています。

 

オリジンキャットフードの口コミ

ネット通販で販売されているということは、多くの口コミがあるということでしょう。ここからは、実際に「オリジンキャットフード」を与えている飼い主さんの口コミを確認し、獣医師の視点で分析していきたいと思います。(参考:Amazon カスタマーレビュー)

■オリジンCat&kitten(キャット&キトゥン)の口コミ

★★★★★ 普通に食いつきが良くてニュートロよりも食べてる印象を受けました次は大きいサイズを購入したいと思いました。

★★★★★ 2匹いますが、一匹はほとんどウエットフードしか食べませんが、こちらを食べているほうの猫はコロコロした良いウンチをしています。

★★★★★ 危険な添加物が使われていないし、良い材料を使っているとの評判だったので試して見ました。とても美味しいようで、よく食べてくれます。

★★★★☆ よく食べてくれています。毛艶も良いですし、良いうんちをします。値段が高いのだけがネックです。

★★☆☆☆ ジッパーが壊れていました。我が家の猫の大好きなフードでしたが、リニューアル後は見向きもしません。今まで入っていなかったサバが原因でしょうか。

 

■オリジン6 Fish(6フィッシュ)の口コミ

★★★★★ 15歳の老猫の食事に対しての好き嫌いが激しくなり、オリジンさんに行きつきました。他の方のレビューにもある通り匂いが強いですが、そのお蔭もあるのか袋を開けた瞬間、早くくれと鳴きはじめました。実際あげてみるといつもの3倍位の量をペロリとたいらげてくれました。

★★★★★ 猫缶もあげているので、あまりカリカリは喜ばないうちの猫。しかし、これだけはふりかけ一切なしでもバクバク食べます。ふりかけが不要なので、結局はお得かも。

★★★★★ 少食で好き嫌いが激しく、ワガママな5才のムスメですが、こちらは気に入ったらしくもう1年以上食べてくれます。うんちのコンディションもよく吐き戻しもないし、何より毛艶がツヤツヤで健康診断に行った獣医師さんからも褒められました。

★★☆☆☆ 今まで、無かったユルウンチになったので、あってないのかな?サーモンの油が多いのかな?

 

【口コミ分析】

オリジンの口コミは、★4~5つの良い評価がほとんどでさすがに人気の高さがうかがえました。

その中でも「食いつき」「便の状態」「毛艶」が良いという意見が目立ちました。オリジンは、グレイン(穀物)フリーであることに加えて炭水化物が豊富な野菜や果物も控え、野生の猫がとる食事を可能な限り再現したレシピになっています。そのため食いつきの良さはもちろん、猫本来の健康を維持することができることで、便の状態や毛艶にも良い変化が表れるのでしょう。

一方、★が少ない口コミでは、商品そのものの評価というよりメーカーへの不満と思われる意見として、「商品のジッパーが壊れていた」「内容量が記載と異なる」「リニューアルでコストパフォーマンス・食いつきが悪くなった」といったものが散見されました。輸入品らしい商品トラブルとも言えますが、あきらめずに購入した代理店に返品交換を依頼するなどの適切な対応をとりましょう。トラブルの可能性を考慮し、なるべく余裕をもった日程で注文しておくと良さそうですね。

その他、高評価の方の意見にも時折みられたのは「値段が高い」という点です。みなさん、他のフードとローテーションをしたり、半量ずつ混ぜて与えたりと工夫されているようでした。

 

オリジンキャットフードのラインナップ

オリジンキャットフードには、4種類の商品があります。それぞれパッケージの色が異なっているため見分けやすくて良いですね。下記に、パッケージの色と、それぞれの商品の説明をまとめました。

商品名 説明
オレンジ Cat&Kitten

(キャット&キトゥン)

複数種の肉と魚をバランスよく配合したフード。子猫~全年齢の猫が対象。
Six Fish

(6フィッシュ)

6種類の魚を配合し、肉は一切含まれていないフード。こちらも全年齢の猫が対象。
Regional Red

(レジオナルレッド)

日本ではあまり馴染みがないアメリカの地元の肉を高配合したフード。全年齢の猫が対象。
グレー Fit&Trim

(フィット&トリム)

肉と魚を高配合し、脂肪と炭水化物を極限まで減らしたフード。ダイエット等に最適。全年齢の猫が対象。

上記のとおり、オリジンキャットフードは4つの商品ラインナップです。いずれも、対象年齢は記載されておらず、全年齢の猫が対象です。しかしながら、どのフードも高蛋白ですので、子猫~6歳程度までの活動的な猫におすすめです。高齢猫に与える場合は、健康状態や活動状況を確認しながらにしてください。定期健診の際などに獣医さんに相談してみるとよいでしょう。

Fit&trim(グレー)はダイエット用なので除外して、通常上の3商品の中から選ぶことになるかと思いますが、どれを選ぶかは猫の好みに合わせれば良いと思います。Regional Red(茶)は馴染みのない肉を使用しているため、好みがわかれるかもしれません。一般的には、お肉好きにはCat&Kittenを、お魚好きにはSix Fishを選ぶことをおすすめします。離乳後でまだ味覚が発達していない味覚形成期の子猫には、肉も魚も摂れるCat&Kittenがより良いでしょう。(Kitten=子猫のことです。)

オリジンキャットフードの原材料や栄養成分

まずは最も重要なポイントである原材料と栄養成分を確認していきましょう。下記に、日本でよく流通している2商品の原材料と栄養成分を書き出しました。

Cat&kitten(キャット&キトゥン) Six Fish(6フィッシュ)
骨なし鶏肉、乾燥鶏肉、鶏レバー、丸ごとニシン、骨なし七面鳥肉、乾燥七面鳥肉、七面鳥レバー、全卵、骨なしウォールアイ、丸ごとサーモン鶏ハツ鶏軟骨、乾燥ニシン、乾燥サーモン、鶏レバー油、鶏肉脂肪、赤レンズ豆、グリーンピース、緑レンズ豆、日干しアルファルファ、乾燥昆布、カボチャ、バターナッツスクワッシュ、ホウレン草、ニンジン、リンゴ、梨、クランベリー、チコリー根、タンポポ根、カモミール、ペパーミントリーフ、ジンジャールート、キャラウェイシード、ターメリック、ローズヒップ、フリーズドライ鶏レバー、フリーズドライ七面鳥レバー、フリーズドライ鶏肉、フリーズドライ七面鳥肉 新鮮丸ごと大西洋サバ, 新鮮丸ごと大西洋ニシン, 新鮮丸ごと大西洋カレイ, 新鮮丸ごとアカディアンレッドフィッシュ, 新鮮大西洋アンコウ, 新鮮丸ごとシルバーヘイク, 乾燥丸ごとサバ, 乾燥丸ごとニシン, 乾燥 アオギス, ニシン油, 丸ごとグリーンピース, 丸ごとシロインゲン豆, 丸ごと赤レンズ豆, 乾燥 スケトウダラ, 乾燥 アラスカポロック, ヒマワリ油, 丸ごとピント豆, 丸ごとヒヨコ豆, 天然魚風味, 丸ごとグリーンレンズ豆, 丸ごとイエローピース, ベニバナ油, レンズ豆繊維, フリーズドライ タラレバー, 新鮮丸ごとカボチャ, 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ, 新鮮ケール, 新鮮ホウレン草, 新鮮カラシ菜, 新鮮コラードグリーン, 新鮮カブラ菜, 新鮮丸ごとニンジン, 新鮮丸ごとリンゴ, 新鮮丸ごと梨,乾燥ケルプ, カボチャの種, ヒマワリの種, 塩化コリン, 亜鉛タンパク化合物, ミックストコフェロール(天然酸化防止剤), 銅タンパク化合物, チコリー根, ターメリック, サルサ根, アルテア根, ローズヒップ, ジュニパーベリー, 乾燥ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物, 乾燥プロバイオティクス発酵生成物, 乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵生成物
粗タンパク質:40%以上

粗脂肪:20%以上

粗繊維:3%以下

水分:10%以下

粗タンパク質:40%以上

粗脂肪:20%以上

粗繊維:3%以下

水分:10%以下

まず、どちらの商品も主要栄養成分は同じ割合となっています。粗たんぱく質が40%以上と非常に高蛋白なフードですね。またどちらも、人工添加物不使用、グレイン(穀物)フリーです。

Cat&Kittenは、動物性蛋白質源として鶏、ニシン、七面鳥、ウォールアイ(スズキの仲間)、サーモンが含まれています。肉2種類、魚3種類とバランスよく配合されていることがわかりますね。さらに注目すべきは、レバー(肝臓)、ハツ(心臓)、軟骨といった、筋肉以外の部分もしっかりと含まれている点です。野生の猫は、捕まえた鳥や小動物をほぼ丸ごと食べることで必要な栄養素を摂取しています。そのため、他のフードにあるようなミネラルやビタミンの添加物が一切含まれていませんね。まさにオリジンの理念である「Biologically Appropriate™(生物学的に適正)」に準じた自然派レシピであると思います。

一方、Six Fishサバ、ニシン、カレイ、アカディアン・レッドフィッシュ(キンメダイの仲間)、アンコウ、シルバーヘイク(タラの仲間)の6種類の魚が含まれています。肉が一切含まれていないので、魚しか食べない猫や、肉アレルギーの猫にはうれしいですね。こちらの商品も、全ての魚にややしつこいくらいに“丸ごと”という枕詞がついています。したがって、内臓や頭部、皮や尾なども全て含まれているということで、やはり野生の猫の食事に限りなく近づけているということがわかります。その一方、肉を含まないことでミネラルや腸内細菌などが十分ではないのか、別途添加されています。

その他には、野菜や果物がバランスよく配合されており、適度に食物繊維なども摂取できるレシピになっていると思います。

オリジンキャットフードの新商品フリーズドライ「ワイルドボア」の評判

さて、ここでオリジンキャットフードに新たに登場した“フリーズドライ”のキャットフードについても少し触れておきたいと思います。

■フリーズドライのキャットフードとは?

そもそもフリーズドライとは何かというと、食品を急速冷凍した後、減圧して水分をとばしたものをいいます。これまで災害用食品といえば缶詰でしたが、現在ではフリーズドライの多くの食品が保存食として開発されています。

オリジンが新たに発売した「ワイルドボア」は、豚とイノシシの肉(とレバー)をそのままフリーズドライしただけの商品です。水分が全く含まれていないことや、栄養成分も限られることから完全食にはなりませんが、フードのトッピングや、おやつとして少量与えるといった使い方がおすすめです。

■口コミと分析

★★★★★ ウエットのトッピングにしたりもしています。粒が柔らかいので粉状にもなります。お肉の旨味がぎゅっと濃縮されていて美味しいのでしょう。olijinの物なので信頼もあります

★★★★★ うちの子はウエット系が苦手でしたが、この商品は手触り的にはマシュマロ的で柔らかいのですが、実際口にいれると歯ごたえがあったようで好んで食べてくれました。

 

【口コミ分析】

新しい商品ですが、すでにAmazonにて3件の口コミがあり、全て★5つの高評価でした。フリーズドライ独特の“フワサクッ”とした触感は好き嫌いが別れそうな気もしますが、口コミではどの猫も食いつきがよかったとのことです。さすがオリジンシリーズとあって、余計な添加物などは一切含まれていないため、良質なふりかけやおやつとして安心して与えられそうですね。気になる方はぜひ試してみてください。

オリジンキャットフードのコストパフォーマンス

オリジンキャットフードは、口コミ評価も高く、品質も良くて非常に人気の高い商品であることがわかりましたが、多くの飼い主さんを悩ませているのが価格の高さだということもわかりました。とくにリニューアル後は内容量が減ってしまったために一層コストパフォーマンスが下がったという声が多かったですね。実際のコストを算出してみましょう。

■コストは体重3kgの猫で1日あたり170円!

3kgの猫(1日約50g)の場合のコストを算出してみました。商品は、お試しに最適な340gとします。1袋の価格は販売サイトや店舗によって異なりますが、Amazonの最安値「1,166円」にて計算しました。

約170円/日

子猫や比較的小型の成猫を単独飼育している場合は、それほど高いコストではなさそうですね。もちろん一般的なフードと比較すると高価ですが、プレミアムフードとしては比較的お手頃価格ではないかと思います。ネット通販で入手する場合は、送料などがかかってしまった結果、コストがかさんでしまっているのかもしれませんね。

■リピーターは1.8kg、5.45kgを購入してコスト軽減を!

オリジンを初めて試してみたい!という方は340gを購入することをおすすめしますが、リピーターの方は1.8kgを購入したり、多頭飼育の場合は5.45kgという大容量の商品を購入すると、さらにコストを下げることができるでしょう。

1.8kg / 5,443円の場合 約150円/日
5.45kg / 12,300円で計算) 約110円/日

最もコストを抑えた場合は、110円/日となります。このコストなら長く続けることができそうですね。通販で入手する場合も、5,000円以上で送料無料の場合も多いため、大きなサイズを購入した方が買い物上手だと言えますね。

 

【まとめ】「オリジンキャットフード」の総評

オリジンキャットフードは、生物学的(猫は肉食動物)に適した食材をもとに、アメリカにある自社キッチンにて製造された、高品質なキャットフードであることがわかりました。評判も良く、とくに「食いつき」「便の状態」「毛艶」が良くなるという意見が多くみられました。

また、グレインフリー、無添加でアレルギー対策も万全です。4商品がラインナップされており、いずれも粗たんぱく質:40%以上の高蛋白フードのため子猫や活動量の多い若齢猫におすすめです。高齢猫に与える場合は、健康診断の結果をもとに獣医さんに相談した方がよいです。気になっていた方は、ぜひ試してみてくださいね。
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