モグニャンは高いだけで効果がない?人気キャットフードの品質、コスト、健康効果やリスクなどを徹底解説

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キャットフードの解説

ペットブームと言われて久しい日本ですが、最近はペットの中でもとくに『猫』の人気が高まっています。「一般社団法人ペットフード協会」(東京都)によれば、2014年の推計飼育数は犬がおよそ1035万匹に対し猫は996万匹でしたが、2017年ではとうとう猫が犬の飼育数を上回ったとのことです。

そんな猫ブームに乗っかって、キャットフードの種類もどんどん増えてきました。そんな中で絶大な人気を誇っているのが、外国メーカーの『モグニャン』です。

無添加・グレインフリー・高タンパクの3拍子揃ったヒューマングレードの『モグニャン』は、獣医師としても、実際に猫を飼っている飼い主の立場としても、品質、コスト、健康面で文句のないキャットフードだということがわかりました。

また、検証のために実際に複数のご家庭でモグニャンをご利用いただきましたが、とても良い評価でした。具体的な体験談も掲載していますので併せてご覧ください。

モグニャン』について徹底的に調べて解説していますので、買ってみようか迷っている方の参考になれば幸いです。

最高級キャットフード・モグニャンの基本情報・口コミについて

本日紹介する『モグニャン』は、高品質な外国産キャットフードの代表として、今非常に注目されているキャットフードです。製造販売元は、もともと『カナガンキャットフード』などの高級ペットフードの正規輸入代理店をしていたレティシアンという会社です。

このレティシアンが、イギリスの工場と共同で開発し『モグニャン』が誕生したということです。『モグニャン』もカナガンキャットフードと同様に、無添加・グレインフリーを売りにしています。

さらに共同開発したイギリスの工場はヒューマングレード(人間が食べられる品質基準を満たすレベル)で、品質も折り紙つきです。

高級キャットフードの中でも、絶大な人気を誇っている『カナガンキャットフード』に続き、最近どんどんと人気が高まってきています。

カナガンキャットフードとの大きな違いは、原材料として最も多く含まれている素材が、チキン(肉)ではなく白身魚(主にサーモン)というところです。

実際に口コミなどを見てみると、『魚好きの猫なので、カナガンは食べなかったがモグニャンは食いつきが良い』といったものも見られます。一方で『下痢になった』とか、『食いつきが良くない』といった口コミもありますので、体質や好みによって合う合わないは当然あるということでしょうね。

参考

amazonキャットフード『モグニャン』口コミ

 

<口コミ例①> ★★★★☆ いい感じです
全く、吐かなくなりました。毛玉ではない、頻繁な嘔吐に悩んでました。
それ以外の毛艶、体調はもともと良かったので、今のところは、特に変化はないようです。
あと、袋の口が、マジックテープで、とても締めやすいです。
<口コミ例②> ★☆☆☆☆ 軟便になりました
サンプルを頼んでいたのであげてみると便が緩くなりました。食いつきは悪くないのですがうちの猫にはあわないようなので本商品はキャンセルしました。
<口コミ例③> ★★★★☆ うちの子は食べています
我が家の猫たちは代々、魚好きなので魚メイン、グレインフリーに惹かれました。
餌を変えたら確かに一時期軟便になりましたが、これはどの餌に変えても腸内に刺激を与えるため起きうると聞きました。ビフィズス菌を混ぜたら治ってきました。というよりむしろ、もともとウサギのような硬いコロコロ便しか出ない子だったのでちょうどいいのかなと思います。

評価としては一部合わないこともあるようですが、上々の結果でした。

当サイトでも独自にモニターさんを集い実際に試用してもらいましたが、良い評価となり、十分におすすめできます。

 

モグニャンが人気の理由は品質の良さ

では、なぜ『モグニャン』は人気キャットフードになったのでしょうか。

その理由はなんといっても「品質」へのこだわりです。私たちは品質が良いものといえば、家電も食品も国産といったイメージをもっているのではないでしょうか。

一方、ペットフードの品質については実は国産(日本)より外国産(とくにヨーロッパ産)の方が良いものもあります。

とくに、無添加・グレインフリー・高タンパクの3拍子揃ったヒューマングレードのペットフードは、実は外国産のものが多いのです。

 

モグニャンに含まれているものは、これだけ!

モグニャン』の品質を語る上で、重要なキーワードがあります。

それは、「無添加」「魚由来の高タンパク」「グレインフリー」です。

人気の理由である、この3拍子が本当にきちんとそろっているのか、『モグニャン』に含まれる全食材を書き出して確認してみることにしました。

白身魚、サツマイモ、豆、サーモンオイル、ひよこ豆、レンズ豆、ひまわりオイル、フィッシュスープ、ビール酵母、オリーブオイル、アマニ、アルファルファ、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、ダンデライオン

ここに挙げたものが、モグニャンに含まれているものです。

原材料の表記というのは、含有量の多いものから順に記載されています。モグニャンの場合は、白身魚がなんと63%も含まれており、それに続くイモ類、豆類で原材料の多くを占めていることがわかりますね。

それ以外のオイルや、スープ、果物や野菜は、脂質やビタミン、ミネラルの含有量を調整するような役割だと考えておけばよいでしょう。

つまり、モグニャンは、魚+芋+豆がメインのキャットフードであることは、原材料表示を見れば一目瞭然というわけです。

では、魚、芋、豆のそれぞれに含まれる成分と、猫への影響などをみていきましょう。

白身魚

白身魚という表記は、少し具体性に欠けていますよね。

魚がメインのキャットフードではよくサーモンが使用されていますが、サーモンは赤い身だから白身魚じゃないよね?って思う人も多いのではないでしょうか。

でも実は、サーモンは白身魚です。赤い色の餌(オキアミ)を食べているので赤い身をしているだけで、サーモンは白身魚の仲間です。

そして実際に、モグニャンに含まれる白身魚のうちの多くはサーモンが占めていると考えられます。

サツマイモ

白身魚の次に多く含まれているのがサツマイモとは、驚かれた人も多いのではないでしょうか。

実はサツマイモが含まれているキャットフードというのはそれほど珍しくはありません。というのも、猫はあまり水分を取らない動物で、特に胃腸が衰えてくるシニア世代の猫では『便秘』になる子が多いのです。

サツマイモは、みなさんご存知の通り、食物繊維が豊富に含まれており便通を改善する効果があります。

また、サツマイモはお米がない時代に重要なエネルギー源として活躍した食べ物です。白身魚が多くを占めるモグニャンは、サツマイモを加えることでカロリーを調整しているとも考えられるでしょう。

モグニャンには、多くの種類の豆も含まれているようですね。ここでも単に『豆』と書かれていて、いったいどんな豆を指すのか少し具体性に欠けていますね。しかしキャットフードの原材料として豆というのも、これまたとくに珍しいものではありません。

豆は本当に種類が多いのですが、主に炭水化物豊富なものと、脂質が豊富なものに大別されます。

モグニャンに含まれている豆は、ひよこ豆やレンズ豆でこれらは炭水化物が豊富な豆の一つです。つまり、グレイン(穀類)フリーのモグニャンでは、サツマイモや豆でカロリーを補っているということが考えられます。

 

モグニャンの製造工程

原材料については詳しくわかったので、続いては製品としての安全性についてみていきましょう。
先ほども少し説明しましたが、モグニャンが作られているのは、イギリスのヒューマングレードの工場になります。

ヒューマングレードというのは、つまり人間が口にする食品と同等の基準ということです。

モグニャンを作っている工場は、イギリス国内で認められた施設であることはもちろん、国際規格(GLOBALランク)のランクAも取得している工場になりますので、製造工程などにいたっても一切心配する必要はないと言うことができます。安心・安全です。

 

モグニャンに含まれる栄養素

ここまでのところで、モグニャンの高い品質は、安心の『原材料』と『製造工程』によって生まれたものであるということがわかりました。品質という面での『安心』については申し分のないことがわかったモグニャンです。

ここからは、モグニャンに含まれる『栄養素』について、健康への効果やリスクを考察していきたいと思います。

 

モグニャンに含まれる栄養素のうち、猫の健康に良いものとは?

モグニャンの原材料の大半は、白身魚+サツマイモ+豆でしたよね。これらの原材料には、いったいどんな栄養素が含まれているのでしょうか。

まず白身魚の栄養素の特徴は“低脂肪高タンパク”です。さらに神経細胞の維持に役立つDHA、血液をサラサラにするEPAなどが多く含まれています

サツマイモはエネルギーの源である炭水化物を豊富に含み、さらに食物繊維やビタミンなども多く含んでいます

豆類は、炭水化物に加えて、植物性たんぱく質も豊富に含んでいます。脂質はわずか数パーセントですので、白身魚以上に“低脂肪高タンパク”な食材と言えます。
それぞれの栄養素が、猫の健康にどんな効果があるのか詳しくみていきましょう。

たんぱく質

たんぱく質は、身体のすべての細胞をつくるうえで重要なものです。

とくに筋肉や骨、軟骨、関節などをつくるために必須の栄養素です。モグニャンのように、高タンパクなフードは、7歳くらいまでの若くてまだまだ元気に遊びまわっている成猫や、1歳までの成長期の猫にぴったりで、骨格形成に大いに役立つと考えられます。

DHA・EPA

白身魚に多く含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタン酸)もモグニャンには多く含まれています

。DHAやEPAはオメガ3系の不飽和脂肪酸(αリノレン酸を含む)で、体内では生成することができないため外部から食事で摂取するしかない栄養素です。

DHAやEPAは人間用サプリも多く出ており、その効果はみなさんご存知の方も多いですよね。

DHAは認知症予防など、脳や神経系の老化を予防する効果が期待できます。最近猫の高齢化が進むにつれて、人間と同じように認知症などを発症する割合も多くなってきています。DHAの認知症予防効果には期待したいですね。

またEPAは血液中の中性脂肪の量を減らすことなどから、血液をサラサラにし、血栓症を予防するといった効果が期待できます。

食物繊維

サツマイモには食物繊維が多く含まれていますので、モグニャンも食物繊維が豊富なキャットフードと言えます。食物繊維は消化されにくいという特徴があり、腸のお掃除効果があります。

先ほども書きましたが、猫は水分摂取量が少ない傾向にあり、とくに年齢を重ねて胃腸の働きが落ちてくると便秘を起こしやすくなります。便秘は腹痛や食欲不振を招きますので、水分の摂取量を増やす工夫をすることはもちろん、食物繊維をしっかりととることも重要です。

また、食物繊維には整腸効果だけでなく、血糖値を下げる効果などもあると言われているため、これまた最近猫に増えている病気である“糖尿病”の予防にも期待できます。

 

モグニャンに含まれる栄養素のうち、健康リスクになるかもしれないものも?

一方、モグニャンに含まれる栄養素の中には、口コミにあったような健康被害を引き起こす可能性があるものも存在します

というのも、これは薬などと同じようなものなのですが、どんな栄養素も摂取しすぎたら何らかの“悪影響”が出てしまう可能性があるということです。モグニャンの栄養素の中で、私が気になったのは “豆”と“オイル”です。

下痢のリスク

モグニャンのような高タンパクフードは、成長期の子猫にもとても良い食事だと言えます。

しかし、その一方で、まだ胃腸が十分に発達していない子猫では、食物繊維が豊富なことで便通が良くなるうえに、オイルが含まれていることによって『下痢』を起こしてしまう可能性があると考えられます。

これは決して体に悪いものが含まれているというわけではなく生理的な反応です。

マグネシウムなどの便通改善効果の高いミネラルが多めに含まれていることも原因と思われます。口コミにもあったように、もしモグニャンを与え始めて『下痢』になった場合は、量を減らして他のフードと混合食にして、しばらく様子をみてみると良いかもしれません。たいていは徐々に体が慣れてくるものです。

アレルギーのリスク

モグニャンはアレルギー対策や消化不良の防止として、穀物を含まない『グレインフリー』のキャットフードです。そのかわりに含まれているのが芋や豆だと考えられますが、実は豆も穀類ほどではないですがアレルギーを起こす可能性がある食材です。

これはもう体質の問題としか言いようがないのですが、もしモグニャンを食べてアレルギー症状が出始めたといった場合は、成猫であれば使用を中止した方が良いでしょう。子猫の場合は、徐々に身体が強くなりアレルギー症状が出なくなる可能性もあるため、量を減らして様子をみていっても良いでしょう。

 

モグニャンのコストパフォーマンス

これまで品質・栄養についてみてきましたが、結局どんなに品質がよくても、毎日の食事となると最後はコストが気になりますよね。

ここからは飼い主の立場で、モグニャンのコストパフォーマンスについて考えてみたいと思います。

一般的なペットショップなどで売られているドライのキャットフード、特別な療養食、偏食猫用のウェットフードと、モグニャンの1日の食事コストを比較してみました。

<例>3歳、体重4kgの成猫の1か月の食事代で比較!

キャットフード名 販売価格 カロリー 1回あたりの食事(150kcal) 1日あたりの食事代
アイムス成猫用 1.5kg              約1200円 100g 366kcal 40g 32円
サイエンスダイエットPRO 1.5kg              約2000円 100g 318kcal 48g 64円
シシアウェットフード6パック 6パック         約1000円 50g        約40kcal 50g+ドライフードなど 166円+α
モグニャンキャットフード 1.5kg              約4000円 100g 374kcal 40g 106円

今回は例として、3歳成猫、体重4kgをモデルに1日の食事コストを算出してみました。

やはり、品質そこそこのお手頃価格のキャットフードと比較するとモグニャンはコストがかかってしまいます。しかしながら、猫は非常に味覚が発達しており、なかなかドライフードを食べてくれないという子もいます。


その結果、風味のよいウェットフードを与えている人も多いですよね。ウェットフードは保存がきかないため原則使いきりで、1回あたりの食事コストはなかなか高額です。風味が豊かで品質も問題なしの『モグニャン』と比較してみると、モグニャンの方がコストは低くなります。

高級キャットフードに位置付けられている『モグニャンキャットフード』ですが、実はこのように比較してみると、ウェットフードよりはお手頃で、平均的な成猫で1日あたりの食事コストは100円前後とそれほど大きな負担ではないことがわかりました。

 

モグニャンキャットフードの総評

キャットフードの種類がどんどん増えてきた中で、飼い主さんは大切な飼い猫のためにどのキャットフードを選ぶと良いのか迷ってしまいますよね。そんな中で、今回は絶大な人気を誇っているイギリス産『モグニャン』について調べつくしました。

品質は、無添加・グレインフリー・高タンパクの3拍子揃って言うことなしの『モグニャン』ですが、健康への効果が期待できる栄養素が多く含まれている一方、体質によっては合わない可能性もあることがわかりました。

獣医師としては、キャットフードを変えるときは品質が良いからといって過信しすぎず、少しの量から試してみることをおすすめします。

また、最高級キャットフードとのことで、そのコストも気になる人が多い『モグニャン』ですが、実際に1日あたりの食事コストを比較してみると、ウェットフードなどと比べればむしろ安くなることもあり、それほど大きな負担にはならなさそうでした。

獣医師としてだけでなく、猫を飼っている飼い主の立場としても、品質、コスト、健康面で非常にレベルの高いキャットフードだと感じました。ぜひ、一度試してみてください。

このサイトではモグニャン以外にも数多くのキャットフードを解説していますので、併せてご覧頂けますと幸いです。

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