【カルカン(kalkan)】一番人気の子猫用フード?食いつきや原材料を分析!

子猫のご飯と言えば「kalkan(カルカン)」という方も多いのではないでしょうか。実際、カルカンの子ねこ用フードは子ねこ用キャットフードで売り上げナンバー1を誇っています。

スーパーやホームセンターなどでも、かわいらしい子ねこが描かれたパッケージの商品をよく見かけますよね。

カルカンは子ねこ用以外にも、成猫用とシニア用も販売されていますが、なぜ子ねこ用が人気なのでしょうか?

今回は、子ねこ用キャットフードを中心にカルカン商品の評判や、品質・安全性について詳しく分析したいと思います。

カルカンの基本情報

まずは「kalkan(カルカン)」の基本情報をみてみましょう。

“ねこ、まっしぐら”というキャッチフレーズで売り出されているkalkan(カルカン)シリーズ。アメリカのマースというペット用品や食品などを取り扱っている会社が製造販売しています。

マースという会社名にあまり聞き覚えがない方も、チョコレート菓子「スニッカーズ」などを作っている会社と聞けばイメージが沸くでしょうか。

さすが米国の巨大企業とあって、他にもペットフード「シーバ」「アイムス」「ニュートロ」などの人気商品を多数製造販売しています。

その1つ「カルカン」は30年以上の歴史をもつロングセラー商品で、世界30か国で展開されているシリーズなのですね。

米国メーカーの商品ですが、製造はタイで行われており、製造におけるコストを削減して低価格を実現している一般的なキャットフードの1つと言えます。

商品ラインナップは、まずドライタイプウェットタイプ(パウチ)があり、さらに子ねこ用、成猫用、シニア用(8歳以上)と成長ステージごとに3段階で商品が展開されています。

他に「毛玉ケア」「下部尿路の健康維持用」といったスペシャルケア商品も販売されています。

 

カルカンの口コミ・評判

成長ステージごとに商品がラインナップされていると説明しましたが、カルカンシリーズではとくに「子ねこ用」の人気が高いようです。

ここからは実際にカルカンを使用されている飼い主さんの口コミを紹介し、その評判について確認していきたいと思います。

とくに子ねこ用が人気の理由を探っていきましょう。

カルカンの口コミ紹介

カルカンシリーズは、スーパーやホームセンターなどの店頭でも購入できますが、口コミを確認するにはネット通販サイトの確認が便利です。実はペットフードやペット関連用は店頭で購入すると運ぶのが重く、ネット販売で購入される方も多いのですよね。

下記はネット販売の大手サイト、楽天やAmazonでカルカンを購入された方々の口コミの一部です。

★★★★★(楽天)野良猫だった子猫2匹を引き取りました。一度目は子猫用を買いましたが、近くのドラッグストアで子猫用がなかったので仕方なく大人用を購入。これが食べないんですよね。しかもお皿に砂をかけるような動作をしてこれはイヤだとアピール。すぐに買いなおしてあげると完食。ちゃんと子猫が喜んで食べてくれるようなにおいや味、粒の大きさなど考えられているのだと納得しました。

★★★★★(楽天)暫く愛用してきましたが、子猫ももうすぐ1歳になるのでこちらは今回限りで卒業です♪我が家は多頭飼いです。他社製品は食べた直後に吐き出す子が多いのですが、カルカンはそういうのが無く、安心して与えてました。成猫用のカルカンドライは味のバリエーションも豊富だし子袋に分けて入っているので、食べ飽きたら別の味に切り替えて・・・とずっとカルカンを与えていきます♪

★★★★☆(楽天)子猫のために購入しています。材料や着色が気になりますがよく食べてるのでこちらの商品を与えています。小袋に分かれているのであげやすく助かります。

★☆☆☆☆(楽天)食い付きは良かったのですが、体質に合わなかったようです。翌日から下痢が続いたので、別のドライフードに変えました。

★★★★★(Amazon)味がよいのか、食感がいいのか(生後3か月ぐらい)わかりません。歯も生え変わる前でうずくんだと思うのですが、堅さもちょうど良いのかよく食べます。缶詰よりよく食べます。

★★★☆☆(Amazon)生後半年になる子猫が食いつきも良く食べていたが、大粒の部分は良く噛まないので消化不良を起こし難便になってしまった。

★★★★☆(Amazon)食いつきがすごくいいです。健康的にどうかは気になるところです。

 

カルカンの評判(口コミ分析)

上記にてご紹介した口コミはほんの一部ですが、とにかく子ねこ用の口コミが断トツで多かったですね。口コミ内にもありましたが、スーパーなどでは成猫用のキャットフードのみが販売されており、子ねこ用はネット通販を利用して購入されている方が多いようでした。

ここからは、紹介した以外の口コミも参照して「カルカン(子ねこ用)」の評判をまとめてたいと思います。

なぜ子猫用キャットフードの中で売り上げナンバー1なのか、口コミから見えてきました!

①食いつきが良い!成長期の子猫を育てている飼い主さんにとって、とにかく気になるのは「食べてくれるかどうか」です。免疫力を高めて、骨格もしっかり成長するには、とにかくフードを食べて栄養をとる必要があります。カルカンはミルクが含まれているためか、子猫の食いつきがとても良いようです。

②離乳食として与えやすい!また離乳間際の子猫は、歯が未熟でドライフードをそのまま食べることができないこともあります。そういった場合に少しふやかして(離乳食として)与えたりするのですが、こちらの商品は水分を吸収しやすく、ミルク風味の離乳食が簡単に作れるようです。

③価格が安い!スーパーやコンビニにも並んでいるという手軽さと、やはり価格の安さが決め手になるという方も多いようでした。

原材料は少し気になるけれど、とくに健康面で問題がないため価格が安いカルカンを与えているという声もありました。

 

以上、カルカン(子ねこ用)がなぜ売り上げナンバー1なのか、評判の理由がわかってきましたね。

原材料に秘密があったり、手ごろな価格が人気の秘訣のようです。

原材料について、次のトピックでじっくりみていきましょう。

 

カルカン(小ねこ用・ドライフード)の原材料と品質評価

カルカン(子ねこ用)が人気の秘密は原材料にあることがわかりました。ここではカルカン(子ねこ用)に含まれるすべての原材料を確認し、さらに栄養成分や品質評価もしていきましょう。

下記に、全原材料を書き出しました。

穀類(とうもろこし、米、小麦等)、肉類(チキンミール、チキンエキス等)、油脂類(パーム油、大豆油等)、大豆、植物性タンパク、魚介類(かつおエキス、フィッシュエキス等)、食物繊維(ビートパルプ、オリゴ糖)、家禽類、野菜類(ほうれん草、にんじん等)、ミルクパウダー、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、リン)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(クエン酸、BHA、BHT)、着色料(赤102、青2、黄4、黄5)、pH調整剤、保存料(ソルビン酸K)

原材料は多く含まれている順に記載されているため、カルカンに最も多くふくまれているものは「穀類」ということがわかりました。

これは、子ねこ用だけではなくカルカン(ドライ)の全シリーズに共通しています。また、穀類の中でも比較的安価なトウモロコシや小麦が使用されており、低価格で販売できる秘訣でしょう。

穀類は、食物アレルギーを引き起こす可能性も高く、肉食動物である猫にとっては消化が難しくあまり適していません。

穀類に続いて記載されているのが「肉類」「油脂類」です。いずれも詳細が記載されておらず、やや信頼性を欠く表記ですよね。肉はチキンミールがメインで使用されているようですが、ポークやミートなどが含まれているかどうかはわかりません。油脂類については、植物性油脂がメインで使用されているようですが、動物性油脂が含まれているかどうかもやはりわかりません。

その他に、猫にとって重要な栄養素である蛋白源として「植物性タンパク」「魚介類」「家禽類」が含まれています。また、野菜や胃腸にやさしいオリゴ糖などが含まれている点は良いですね。

そして、他のフードではなかなか目にしない原材料が「ミルクパウダー」です。ミルクパウダーは脱脂粉乳より風味が豊かで、「ミルクパウダー入りのため、子ねこの食いつきをよくしているのでは?」との口コミもあり、好評のようです。

 

■カルカンの栄養成分分析

カルカンの原材料からは、穀類が最も多く含まれていることがわかりましたが、肉食動物の猫にとって最も重要な栄養素は蛋白質です。

続いて、カルカン(子ねこ用)の栄養成分を確認してみましょう。

タンパク質 30%以上
脂質 12%以上
粗繊維 3%以下
灰分 9%以下
水分 12%以下

粗たんぱく質は30.0%以上、脂質は14.0%以上とのことで、AAFCO(米国飼料検査官協会)の子猫用給与基準(タンパク質:30%以上、脂質:9%以上)は何とかクリアしています。

しかしながら、成長期の子猫にはやや物足りない数値とも言えるでしょう。やはり、原材料のメインが穀類であることが栄養成分にも大きく影響していると考えられます。

子ねこ用に限らず、肉食動物である猫の食事には、良質な動物性蛋白質を含むキャットフードを与えたいですね。

また成長期には脂質も多く必要としますので、良質な動物性脂質が16%以上(20%でも良い)含まれているものをおすすめします。

■カルカンの品質・安全性評価【獣医師として気になる点】

さて、最後に原材料の中で、獣医師としてとくに気になったものについて取り上げたいと思います。

健康面でとくに気になったのは、酸化防止剤(クエン酸、BHA、BHT)と着色料(赤102、青2、黄4、黄5)です。

私たち人間用の食品でもよく見かける酸化防止剤や着色料ですが、とくにペットフードの場合、着色料は全く必要としません。

人間は食材の色によって「食欲」が左右されたり、食物をきれいに飾って愛でる習慣もあるため、必要に応じて着色料が使用されています。

しかし、動物は色を見分けることもほとんどできなければ、フードの色によって食欲が左右されるということは考えられません。キャットフードには、本来着色料は一切必要ないものなのです。

酸化防止剤については、キャットフードの保存期間や保存状態をよくするために必要なものです。カルカンに使用されているBHA(ジブチルヒドロキシトルエン)やBHT(ブチルヒドロキシアニトール)は、国が認可した食品添加物です。そのため摂取したからと言って即座に何らかの健康被害がみられるというものではありませんが、健康への悪影響が一切ないというものでもございません。

このように、着色料や酸化防止剤といった人工添加物は、摂取したからと言ってすぐに健康被害が出ることは少なく、また必ず健康を害するとも限りません。しかし、大切な飼い猫のことを考えれば、なるべく使用されていないフードを選びたいですよね。

近年は天然のハーブなどを酸化防止剤として使用しているフードも販売されていますし、そういった商品を選んだり、保存料無添加の商品を選び管理を徹底してなるべく早く使い切るような工夫をしてみてください。

 

カルカンのコストパフォーマンス

さて、最後に口コミでは「価格の安さ」も購入や継続の決め手となったという声がありましたので、ドライとウェットそれぞれの価格についてもまとめておきます。

ドライ・子ねこ用「かつおと野菜味 ミルク粒入り」 1.6kg:約500~600円
ドライ・成猫用「かつおと野菜」 1.6kg:約500円
ウェット・子ねこ用「まぐろ」 パウチ70g:約65~75円

体重2kgの子猫の場合、1日あたりのコストはドライフード(70gあたり)約25円程度となります。非常に低コストで、人気理由の1つであることがわかります。

これほど低価格で販売できるということは、原材料のコスト削減と大量生産などでのコスト削減を徹底していることは明らかで、その結果が穀類メインの原材料や人工添加物の使用につながっていると考えられます。

食事のコストを下げることは重要ですが、栄養面や健康面への配慮も重要なポイントです。健康被害が出た場合は、治療費や処方食への切り替えなどで、むしろ飼育コストが嵩んでしまうこともあります。

健康を意識したフードと組みまわせて、ローテーション給餌をするなどの工夫をしてみてください。

 

【まとめ】カルカンの総評

子ねこ用フード売上ナンバー1の「kalkan(カルカン)」は、米国の企業「マース」が製造販売しているキャットフードです。スーパーやホームセンターなどの店頭でよく見かける一般的なキャットフードですね。

人気の秘訣は「安さ」や「食いつきの良さ」などが考えられ、「1日あたりのコスト:25円程度」と安さは際立っています。

原材料は、穀類が多く含まれていたり、着色料や酸化防止剤が使用されている点において健康被害の懸念がありますが、オリゴ糖や野菜・果物といった健康に良いものも含まれています。

また、子ねこ用フードには嗜好性を高める効果が期待できる、風味豊かな「ミルクパウダー」も含まれています。

「kalkan(カルカン)」シリーズはコストパフォーマンスが非常に高い一方、添加物や栄養面ではやや不安が残るフードです。

他のフードと組み合わせて、ローテーション給餌を取り入れるなど工夫をしてみてくださいね。

このサイトでは他のおすすめキャットフードについても解説していますので、併せてご覧いただけますと幸いです。

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