危険な添加物はこれ!猫の健康に与える影響と絶対選んではいけない添加物3つが入ったキャットフード

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猫に毎日の食事として与えるキャットフード。
『無添加』としっかり明記されていない限りは、おそらくほとんどのキャットフードに何らかの添加物が含まれています。キャットフードに使用されている添加物の中には、発がん性や消化管障害を引き起こすもの、さらに猫特有の毒性を引き起こすものなどがあり、与えるキャットフードの原材料名の確認は飼い主として欠かせません

添加物の確認だけではなく、『ミートミール』のような加工過程で大量の添加物が使用されている粗悪な原材料にも注意が必要です。


万一危険な添加物が含まれていたり、粗悪な原材料が使用されているキャットフードを与えてしまっている場合は、無添加やヒューマングレードのキャットフードへの変更を考えたほうが良いでしょう。

【添加物とは】キャットフードの添加物が問題視される理由

キャットフードの添加物についてお話しする前に、まずは添加物とはいったい何なのかという説明をしておきたいと思います。

添加物、すなわち食品添加物とは、人間用でもペット用でも、あらゆる食品を製造する過程で“添加される物質”のことを言います。添加物の中には、天然のものと化学合成によってつくったものの2種類があります。
例えば、食品に色を付けるために使用される着色料も添加物の一つですが、「食紅」などの天然の着色料もあれば「赤102」といった人工の着色料もあります。

よく「無添加が良い」と言われますが、多くの場合それは「(化学合成によってつくられた)人工の添加物は良くない」ということを意味している場合がほとんどかと思われます。

ではキャットフードでどうして「添加物」が問題になるのでしょうか。その理由は2つあります。

1つは、人間用に使用が禁止されている添加物が、ペットフードなどの飼料では使用が許可されているからです。
実は人間用の食品とペット用の飼料では、添加物の使用について定められている法律が異なるのです。そのため安全性が確立されないとして人間用の食品には使用が禁止された添加物でも、ペット用には使用が許可されているといったものが結構存在してしまうのです。

さらにもう1つの理由は、例え人間では安全性が確認されている添加物でも、猫の健康に影響を及ぼす可能性の高い添加物が存在することです。

人間と動物の違いはもちろん、犬と猫でも薬物や添加物などのあらゆる“物質”に対する安全性・危険性はちがってきます。
これは、物質を分解する酵素を持っているか持っていないかといった違いや、各臓器の大きさ(キャパシティ)の違い、免疫系細胞の違いなどによります。

キャットフードによく使用されている添加物

では、実際にキャットフードによく使用されている添加物についてみていきましょう。

現在、キャットフードを含めたペット用飼料においては、原材料に使用された添加物が全て表記されています。これは、2009年に『愛玩動物用飼料の安全性の確保に関する法律』が施行され、表記が義務化されたからです。
この法律は、通称『ペットフード安全法』とよばれており、実はペット(=愛玩動物)のフードに限局されたもので、家畜用飼料などは未だに何が入っているかわからないといった面があります。

少し話がそれてしまいましたが、幸いにもペットフードに含まれている添加物は原則すべて表記しないといけなくなったということで、飼い主である私たちにとってはうれしい法律と言えます。
大切な飼い猫に毎日与えるキャットフードですから、必ず原材料はチェックするようにしましょう。キャットフードによく使用される添加物には以下のようなものがあります。(参考文献:農林水産消費安全技術センター「飼料添加物一覧」)

抗酸化剤(酸化防止剤)

エトキシキン、ジブチルヒドロキシトルエンなどの抗酸化剤は、ペットフードの傷み(酸化)防止のために添加されています。

ドライフード、ウェットフードのいずれにも含まれている可能性が高い添加物です。

抗菌剤(抗生物質)

抗菌剤や抗生物質はペットフードの製造過程での殺菌および菌の発生予防のために使用されるほか、完成したキャットフードの保存時の防腐効果も期待して添加されています。

○○マイシンや○○テトラサイクリンのような私たちにもお馴染みの抗生物質が含まれているものもあります。
抗生物質は一般的に胃腸に良くないことはみなさんよくご存じですよね。もちろん猫の胃腸障害を引き起こす可能性も否定はできません。

また、抗生物質の中には『発がん性』を示すものもあります。菌が繁殖しやすいキャットフードはもちろん避けたいですが、過剰に抗生物質が含まれているものも問題です。

乳化剤、増粘剤

グリセリン脂肪酸エステル(乳化剤)をはじめとする「○○○エステル」やアルギン酸ナトリウム・カゼインナトリウム(増粘剤)などは、とくにウェットフードによく含まれている添加物です。

乳化剤は液体と固体をうまく混ぜ合わせる(乳化)させるために添加され、増粘剤は粘り気を出すために添加されています。いずれも『食べやすいさ』や『食感』などをよくするための添加物と言えます。

栄養補給

添加物は品質維持のためだけに使用されるわけではありません。アミノ酸、ビタミン、ミネラル(カリウム・カルシウム・ナトリウム・鉄・マグネシウム・リンなど)を補給するために使用される添加物もあります。

良質な肉や魚などの素材がたっぷりと含まれたキャットフードでは十分な栄養素が含まれていますが、ミートミールや穀類、ビートパルプなどといった本来猫の食事に適さないものが多く含まれる場合は、添加物によって栄養素が補給されていることも多いです。

その他(着色料、香料など)

他にも、キャットフードの色合いをよくするために着色料などが使用されていることがあります。とくにウェットフードなどでは、肉っぽさを出すために赤色の着色料を使用したりしています。
しかし猫が赤い色を識別して食欲が沸くなどということは全く期待できず、着色料は猫のためではなく飼い主のために使用されている添加物と言えます。

他にも人間用の食品ではよく使用されている香料ですがキャットフードには使用されていません。
香料で人工的な香りをつけるのではなく、鶏脂や牛脂などを混ぜることでキャットフードの香りづけをおこなっているものがほとんどです。

 

【危険な添加物はこれ!】絶対選んではいけない危ない添加物3つが入ったキャットフード

ここまでみてきたように、キャットフードの製造加工過程で多くの添加物が使用されていることがわかりました。着色料のように全く猫には意味がないものもありましたが、基本的には必要だから加えられているものです。

しかし、例え必要な添加物といえども、猫が口にするものとして絶対に避けるべき添加物もあります。そんな猫に危険な添加物を紹介します。

 

①エトキシキン

まずは酸化防止剤の『エトキシキン』です。

日本では安全性の面から使用が禁止されていますが、外国産キャットフードでは含まれていることがあります。それなら日本産は安心だと思うかもしれませんが、実はここに大きな落とし穴があります。
日本製でも外国製でもそうですが、キャットフードの加工会社が製造過程で『エトキシキン』を使用している可能性は非常に低いです。

しかし、キャットフードに『ミートミール』『家禽ミール』が含まれている場合は、それらを製造する過程で『エトキシキン』が使用されている可能性は否定できません。


したがって、原材料を確認しエトキシキン』が直接含まれていると記載されている場合はもちろん、その他にも『ミートミール』などの粗悪なものが含まれたキャットフードはなるべくやめた方が良いでしょう。

 

②プロピレングリコール

続いての危険な添加物は『プロピレングリコール』です。

保湿剤(乾燥防止)として人間が口にする食品にも多く使用されている添加物になります。人や他の動物(例えば犬)では安全性も確認されているわけですが、猫に限っては非常に危険な添加物となってしまいます。『プロピレングリコール』は猫の“赤血球”に悪い影響を与えてしまいます。

少し詳しく説明すると、赤血球内にはヘモグロビンがあり、このヘモグロビンが酸素と結合することで全身に酸素が送られるのですが、猫が『プロピレングリコール』を摂取すると赤血球中のヘモグロビンが酸化変性しハインツ小体とよばれるものにかわってしまいます。(参考資料:獣医病理学カラーアトラス)

こうなると酸素と結びつくことができず、その赤血球は酸素を運ぶことができなくなってしまいます。
つまり猫にとって『プロピレングリコール』は非常に危険な健康被害を引き起こす添加物なのです。そのため少なくとも日本で販売されているキャットフードにはプロピレングリコールは含まれていません。先ほども登場した通称「ペットフード安全法」によって使用が禁止されているからです。

しかしながら海外からの個人輸入をしている方や、キャットフードのかわりに犬用のドッグフードを共用で与えてしまっている人はすぐに原材料に『プロピレングリコール』が含まれていないか確認し、絶対に猫には与えないように十分に注意しないといけません

 

③人工着色料

最後に人工着色料の『赤102号』や『黄4号』などです。

これらの人工着色料は動物実験においてラット(やや大きめのネズミで動物実験によく使用されます)で様々な毒性がみられています。したがって猫の健康にもなんらかの影響がある可能性が否定できません

またそれ以前の問題として、着色料は本来キャットフードには不要な添加物です。
不要にもかかわらず着色料を添加しないといけないということは、それだけ粗悪な原材料でつくられている可能性が非常に高いということです。したがって着色料が含まれているという時点で、なるべく避けたほうが良いキャットフードと言えそうです。

 

キャットフードに含まれている危険な添加物と猫の健康に与える影響

今回はキャットフードに含まれる添加物の危険性について考えてみました。

『ペットフード安全法』によって使用されている全ての添加物の表示が義務化されたことで、飼い主として大切な飼い猫に安心・安全のキャットフードを選ぶことができるようになった点は非常にうれしいことですね。猫の健康に悪影響となる添加物が含まれていないかしっかりと確認するようにしましょう。

また添加物以外の原材料にも注目し、『ミートミール』や『家禽ミール』といった加工時に大量の添加物が含まれているかもしれない原材料が使用されている場合も注意が必要です。
大切な家族の一員である猫には、安心して食事を与えたいですよね。なるべく『無添加』としっかり明記されており、粗悪な原材料が含まれていないキャットフードを選ぶようにしましょう。

安全で信頼性の高いキャットフードについては以下の生地で解説していますので、併せてごらんいただけますと幸いです。

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