もしかして栄養不足!ネコの必須栄養素とは?必要なビタミン・ミネラルとその効能

  •   
  •   
  • もしかして栄養不足!ネコの必須栄養素とは?必要なビタミン・ミネラルとその効能
ネコの食事

猫は大切な家族です。

毎日一緒に暮らすからこそ大切にしたいのが、猫に必要な栄養素です。

ここでは、猫に必要な基礎栄養素と、その他の健康のために取ったほうが良いビタミンやミネラルを紹介します。

猫の健康は人間と同じようにしっかりとケアしていきましょう!

猫に必要な必須栄養素とは?

人間には3大必須栄養素というものがあります。猫も人間と同じように 炭水化物・脂肪・タンパク質」という栄養素は必須です。

参照データ:ウォルサム必須栄養素ポケットブック

しかし、これらの栄養素の割合を、厳密に手作りで再現するのは不可能に近いです。

そこで市販のキャットフードのように、3大栄養素の割合がしっかりと計算されたものを与えるのをおすすめします

猫と炭水化物

炭水化物は猫にとってエネルギー源となる大切な、栄養素です。もし、炭水化物を全く食べなくなれば、栄養失調になってしまったり、抵抗力が弱くなるなど体全体の不調に繋がります。
しかし、私たちと違うところは、人間ほど炭水化物を取る必要がないところです。エネルギー源の1割ほどしか、炭水化物を取る必要がないと言われています。


一日の摂取目安量:8g
(不足するとなりやすい病気)

  • 栄養失調
  • 免疫力の低下

(過剰に取りすぎるとなりやすい病気)

  • 肥満
  • 感染症
  • 糖尿病
  • 膵臓病
  • 関節炎など

 

猫とタンパク質

猫のエネルギー源はほとんどタンパク質から来ていると言ってもいいほど、猫の主要な栄養源になっています。昔の狩猟生活のためなのか、タンパク質は大切な栄養素です。
たんぱく質が不足してしまえば、大事な筋肉や、毛皮などにも影響を及ぼし、毛並みが悪くなったり、やせ細ってしまったり、逆に脂肪が多い食事になりすぎて太ってしまったりと、基本的に体を動かすところが全ておかしくなってしまいます。


1日の摂取目安量:理想体重1kgにつき5g以上(約15~26g程度)

参考文献:参照データ:ウォルサム必須栄養素ポケットブック

*注意:腎不全や腎臓病の猫は、タンパク質が逆に害を及ぼします。そのため、ここでは基本的に健康な体を持つ猫を対象に書かれています。
(不足するとなりやすい病気)

  • 運動疾患
  • 感染症
  • 栄養失調
  • 関節炎
  • 脱毛
  • 骨折など

(過剰に取りすぎるとなりやすい病気)

  • 2次的な腎不全などの腎疾患

猫と脂肪

猫は脂肪を基本的にはあまり好んで取らないと言われています。しかし、私たちの食事を猫が食べたいからといって、あげてしまうような家庭では、猫も脂肪の取りすぎが心配されます。
人間と同じように、脂肪分を多く取っている猫は、脂肪種と言われる脂肪の塊などが体にできやすくなります。また、コレステロール値が上がりすぎると、人間と同じように動脈硬化なども引き起こしやすくなります。

一日の摂取目安量:9g
(不足するとなりやすい病気)

  • 栄養失調

(過剰に取りすぎるとなりやすい病気)

  • 黄色脂肪症:魚の食べ過ぎでなりやすいです
  • 肥満
  • 関節炎や骨折(体重が重すぎるため)
  • 皮膚炎
  • 脂肪種

猫を健康にしてくれる必須栄養素以外に栄養素とは

一般的には、猫は3大必須栄養素だけで足りていると言われていました。しかし、実際には、猫も人間と同じようにビタミンやミネラルが必要です。目安にする摂取量はウォルサムという犬と猫の栄養学を研究している研究所のデータを参考にしています。


しかし、ビタミンの計算を間違って、過剰に上げても病気になったり、1つ1つを食べ物から揃えると猫が食べない場合もあり、とても大変になってしまいます。
そこで、猫専用のマルチビタミン剤なども、動物病院やオンラインショッピングで購入できるので、おすすめです

猫に必要なビタミンとその効能

  1. ビタミンA
    強い皮膚や、抗酸化作用のため感染症の予防にも役に立ってくれます。また、人間と違い、腸内でβカロテンからビタミンAに変換できないため、しっかりと取ってあげたいビタミンの1つです。
  2. ビタミンB群
    実際にビタミンBというのは、多数ありますが、とくに猫に必要なビタミンBは全部で12種類あります。
    基本的に、ビタミンB群は、糖分や脂肪分などを分解して、エネルギーにする働きを助ける役割をしています。
    また、健康な赤血球(血液に含まれる赤い色素であり、酸素を運ぶ役目をしている)や、ホルモンなどを作り出す重要な働きをサポートしています。
  3. ビタミンC
    ビタミンCは、猫が自分で作り出せるビタミンと言われています。しかし、実際には、猫の体に必要な1/10くらいしか作られず、不足している猫が多いのが事実です。
    ビタミンCは感染症から体を守る免疫力なども上げてくれますので、口内炎や歯槽膿漏の猫などにも、ビタミンCサプリメントが処方される場合もあります。
  4. ビタミンD
    ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨や筋肉の動きなどを調整する働きをしています。
    猫は、ビタミンDを自分自身で作り出すことができないので(人間は日光に当たるなどすると作り出すことができます)、必要なビタミンです。
  5. ビタミンE
    抗酸化サプリメントとして、人気のあるビタミンですが、猫の肌の水分と皮脂のバランスを整えたり、血管を強くしたりする働きをサポートしてくれます。
    また、毛にも適度な皮脂分泌で潤いと輝きをもたらしてくれるので、毛並みを良くしてあげたい時や、皮膚病にかかってしまった時などにもおすすめです。

猫に必要なミネラルとは

ミネラルとは、微量元素といわれ、私たちの様々な働きをサポートしています。しかし、微量元素と言われるだけあり、大量に取ってしまえば、結石(体の中に、ミネラル分が凝縮し、石のような塊ができること)ができやすくなり、逆に体調不良の原因になってしまう場合が多いです。


そこで、ビタミンと同じように、猫専用のサプリメントを購入して、猫に与えることをおすすめします。ミネラル欠乏により体調不良を起こしているような猫には、かなりの効き目があるので、適量を守って与えてください。

  1. ナトリウム
    体の浸透圧を調節するために必要です。過剰に取りすぎるのもいけませんが、不足しすぎても、意識障害や、最悪の場合死亡してしますなど、重篤な症状を引き起こしやすいミネラルです。
  2. カリウム
    ナトリウムと拮抗して働くのが、カリウムです。欠乏すると、めまいや意識がなくなり、これも重篤な症状を起こしやすいです。また、過剰摂取は、けいれんなどを引き起こします。
  3. カルシウム
    骨の素となるミネラルですが、筋肉の収縮や血管の補強など、様々なところで必要とされています。
  4. マグネシウム
    糖分を分解する際に、補酵素(分解するのに必要な触媒と言われる物質を、スムーズに働かせるための橋渡し的存在)の役目をしたり、カルシウムとともに筋肉の収縮を助けます
    人間はアルコールの消費によって大量にマグネシウムがなくなりますが、猫はお酒自体を飲まないので、あまり心配はいりません。
  5. 亜鉛
    たんぱく質が分解され、アミノ酸になり、そこから毛や皮膚、筋肉、臓器など体に必要なものが作られますが、それらが作られる際に、補酵素の役目をするのが亜鉛です。
    過剰に摂取すると、亜鉛中毒などの症状(吐き気や、脱毛、ふらつき、意識不明など)を引き起こしますが、不足しても、肌が荒れてしまっていたり、傷口の回復が遅くなったり、毛並みが悪くなったりします。
  6. リン
    カルシウムと一緒に、骨の再吸収や、筋肉の収縮などに働きかけます。過剰に摂取すると、骨からカルシウムの再吸収が早まり、骨が弱くなってしまいます。不足すると、筋肉の動きが悪くなったり、原因不明の体調不良を引き起こします。

結論

猫は人間と同様に、3大必須栄養素の他に、ビタミンやミネラルが必要です。

もし、それらが足りていないと、重篤な症状や体調不良を引き起こす原因にもなります。また、3大必須栄養素の割合は人間とは違い、タンパク質がその割合の5割以上を占めています。

そこで、キャットフードやサプリメントなどを上手く使い、猫の健康に気を付けてあげましょう

当サイトではおすすめのキャットフードを以下で詳しく解説していますので、併せてご覧頂けますと幸いです。

ネコの食事
おすすめキャットフードランキング

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です